保安管理・点検サービス
自家用電気工作物(高圧受電)では、電気事業法により、電気主任技術者を事業場に選任しなければなりません。
しかし、電気主任技術者の免状を持った主任技術者を雇用するには多額の費用を要するため、
7,000V以下で受電する事業所及び発電機出力1000KW未満の事業所については、
経済産業省告示第249号に該当する事業者と委託契約を結び、それに代えることができます。
月次点検
毎月または隔月で、電気設備の保安点検を実施。電圧及び電流値の測定、漏洩電流の測定、各機器の温度の測定、電力会社の積算電力量計の記録、
その他に損傷・変形・異常音・異臭などの発生がないかを外観点検し、その結果をお知らせします。
接触部の温度は、接触抵抗の異常を判定します。
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温度測定
変圧器やコンデンサ、開閉器等の温度を測定することにより、
各機器の異常や絶縁の劣化が発生していないかを確認致します。漏洩電流測定
変圧器接地線からの漏洩電流を測定し、負荷の絶縁状態を確認することにより感電や停電を未然に防ぎます。
外観点検
設備点検の基本です。
目視により接続部分の劣化やコンデンサーの膨張など、各機器の異常が無いかを点検するほか、異音や異臭がないかも確認致します。
年次点検
年に1回以上、停電をさせて電気設備の総合点検を実施致します。
お客様の自家用電気工作物に異常が無いかを各種試験機や測定機器を用いて点検し、その結果をお伝え致します。
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絶縁抵抗測定
感電や地絡事故等を起こさない為には、電路や電線が正常に大地や電線間と絶縁されている必要があります。絶縁抵抗測定では電路や電線の絶縁抵抗値が法定基準値以上に確保されているかどうかを測定し、判定致します。
接地抵抗測定
接地線は、漏電事故や感電事故を引き起こす危険な電流を大地に放出させる目的があります。
接地抵抗測定では接地線の抵抗値が法定基準値以下に収まっているかどうかを測定し、判定致します。保護継電器試験
保護継電器は電力系統や電気機器に事故が発生した時に、その事故を検出して事故範囲が広がらないように故障区間を切り離す装置です。各種試験機を用いて正常に保護継電器が動作するかを測定し、判定致します。
調査・試験
高圧受変電設備の新設・増設時に必要となる使用前自主検査をはじめ、電気設備に関する各種調査・試験にも対応可能です。
コンサルタント
保安管理の契約を切り替える前の現地調査、関東東北産業保安監督部に提出する書類の作成・手続きなどに関するご相談も承ります。
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